ソリティアのルール — 遊び方・並べ方・上がり方
ソリティア(クロンダイク)のルールはたった3つ。①場では「赤と黒を交互に、数字がひとつ小さいカード」を重ねられる ②組札にはA(エース)からK(キング)まで同じマークの順に積む ③動かせる手がなければ山札をめくる——全部のカードを組札へ送れたら上がりです。ここから、カードの並べ方、進め方のコツ、主要バリエーションの違いまで順番に解説します。読み終わったらそのまま無料でプレイできます。
まずはカードの並べ方(セットアップ)
- ジョーカーを抜いた52枚をよく切ります。
- 左から右へ、1列目に1枚、2列目に2枚……7列目に7枚と階段状に配ります(合計28枚)。
- 各列のいちばん上の1枚だけを表向きにします。残りはすべて裏向きのまま。
- 配り残った24枚は山札として裏向きに置き、隣にめくったカードを置く場所(捨て札)を空けておきます。
- 画面上部(実物なら場の上)に、マークごとの組札置き場を4つ用意して準備完了です。
オンライン版なら、この並べ方はすべて自動。開いた瞬間に配り終わっています。
遊び方の流れ
場札の動かし方
場の7列では、表向きのカードを「色違い(赤⇔黒)で、数字がひとつ小さい」カードの上に重ねられます。たとえば黒の7の上に置けるのは赤の6だけ。表向きで正しい並びになっているカードのまとまりは、まとめて動かせます。カードをどけて裏向きのカードが顔を出したら、すぐ表に返します——この「裏のカードを開いていく」ことこそゲームの本体です。
組札への積み方
各マークのAが出たら組札へ。以降は同じマークの2、3、4……とKまで順に積み上げます。組札が4山ともKまで完成すれば勝ちです。
山札のめくり方
場で動かせる手がなくなったら山札をめくります(1枚めくりが定番の「ターン1」、3枚めくりの「ターン3」は上級向け)。めくったカードは捨て札のいちばん上だけが使えます。
空き列とキング
列のカードを全部どけて空き列ができたら、そこに置けるのはKだけ。どのKを迎え入れるかで終盤の形が決まるので、空き列は安売りしないこと。
勝つための基本セオリー3つ
①裏のカードが多い列から掘る。同じ価値の手なら、裏向きカードの多い列を優先して開けます。1枚めくるたびに情報と選択肢が増えるからです。
②組札に積み急がない。場の整理に使えるカードまで早々に組札へ送ると、あとで手詰まりの原因になります。特に2と3は慌てて上げる必要はありません。
③空き列はKの指定席。ようやく作った空き列を軽い気持ちで埋めないこと。理想は、裏のカードを多く抱えた列を崩せるKの並びを迎えることです。
より詳しい定石はクロンダイクのページの戦略ガイドで解説しています。
主要バリエーションのルール早見表
| ゲーム | デッキ | 場の形 | ルールの核 |
|---|---|---|---|
| クロンダイク | 1組 | 7列(1〜7枚) | 赤黒交互に整理し、A→Kの組札を4山作る |
| スパイダー | 2組 | 10列 | 同じマークでK→Aの列を8本完成させる |
| フリーセル | 1組 | 8列・全カード表向き | 自由セル4つを駆使する完全実力型 |
| ピラミッド | 1組 | 7段のピラミッド | 合計13になる2枚を取り除いていく |
| トライピークス | 1組 | 3つの山 | ±1のカードを鎖のようにつなげて取る |
| ユーコン | 1組 | 7列・山札なし | 並び順でなくても束ごと動かせる |
すべて無料・登録不要で遊べます。ゲーム一覧はこちら。
ターン1とターン3の違い
山札のめくり方には二流派あります。ターン1は1枚ずつめくる遊び方で、山札のカードすべてに手が届くため初心者向き。ターン3は3枚まとめてめくり、使えるのはいちばん上の1枚だけ——同じ配りでも一気に歯ごたえが増します。まずターン1で型を身につけ、物足りなくなったらターン3へ進むのが王道です。
覚えておきたい用語ミニ辞典
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 場札(タブロー) | 階段状に並んだ7列。ゲームの主戦場 |
| 組札(ファウンデーション) | AからKへ積み上げる4つのゴール |
| 山札(ストック) | 配り残った24枚。手詰まり時にめくる |
| 捨て札(ウェイスト) | 山札からめくったカードの置き場 |
| 空き列 | カードがなくなった列。Kだけが入れる特等席 |
ルールを覚えたら、あとは実戦がいちばんの近道です。クロンダイクを無料でプレイして、今日の一勝を狙ってください。
上達のコツ——ルールの次に知りたい3つ
①めくる前に2秒考える。山札は「動かせる手がなくなってから」が鉄則です。場に有効な一手が残っていないか、列を左から右へ一往復眺めるクセをつけるだけで、勝率は目に見えて変わります。
②Aと2以外は急いで上げない。組札に積んだカードは場の整理に使えなくなります。特に3〜5あたりは、場で「赤黒交互の受け皿」として働いてもらってから上げるほうが得なことが多いのです。
③負けを引きずらない。クロンダイクは配りの約2割が理論上どうやっても上がれません。3連敗しても腕のせいとは限らない——それを知っているだけで、ソリティアはずっと気楽で、ずっと長く楽しめる遊びになります。
クロンダイク以外から入りたい人には、ほぼ全部の配りがクリア可能なフリーセルか、鎖のように札がつながる爽快系のトライピークスがおすすめです。
ちょっとした豆知識
ソリティア(solitaire)は「ひとりの」を意味する言葉で、ヨーロッパでは古くから「ペイシェンス(忍耐)」の名で親しまれてきました。世界的に広まった最大のきっかけは1990年のWindows 3.0への同梱——マウス操作の練習用として収録されたクロンダイクが、そのまま世界でいちばん遊ばれるカードゲームになりました。
ちなみにクロンダイクという名前は、19世紀末のカナダ・クロンダイク地方のゴールドラッシュに由来します。裏向きのカードを一枚ずつ「掘り当てていく」感覚は、たしかに砂金掘りに似ています。由来を知ると、手詰まりの配りに当たっても「今日は鉱脈がなかった」と流せるようになる——かもしれません。
よくある質問
ソリティアの基本ルールを一言でいうと?
場の7列に並んだカードを「赤黒交互・数字は1つ小さく」の順で重ねて整理しながら、A(エース)からK(キング)まで同じマークの順に組札へ積み上げれば勝ちです。
カードはどう並べますか?
左から1列目に1枚、2列目に2枚……7列目に7枚と、合計28枚を階段状に配り、各列のいちばん上だけを表向きにします。残り24枚は山札として裏向きに置きます。
動かせるカードがなくなったら?
山札から新しいカードをめくります。それでも動かせない場合、そのゲームはそこまで——ソリティアは配りによっては最初から上がれないこともあり、負けは腕前の問題とは限りません。クロンダイクで理論上クリア可能な配りは約79%です。
キングだけの特別ルールはありますか?
あります。列が空いたとき、そこに置けるのはK(キング)またはKから始まる並びだけです。空き列をどのキングに使うかが中盤最大の分かれ道になります。
スパイダーやフリーセルもルールは同じですか?
基本の「順に重ねて整理する」発想は同じですが、細部が違います。スパイダーは2組のカードで同じマークのK→Aの列を作る遊び、フリーセルは全カード表向きで自由セル4つを使う完全実力型です。本文の早見表をご覧ください。
無料で遊べますか?アプリは必要ですか?
このサイトのソリティアはすべて無料で、ブラウザだけで動きます。ダウンロードもアカウント登録も不要で、スマホ・タブレット・パソコンのどれでも遊べます。
点数や時間は記録されますか?
はい。手数とタイムが自動で記録され、勝利数・連勝・ベストタイムなどの成績はブラウザに保存されます。自分の勝率の推移が、上達のいちばん正直な物差しになります。
初心者はどのゲームから始めるべき?
定番のクロンダイク(ターン1)が第一候補です。運に左右されず考える練習がしたいなら、ほぼすべての配りがクリア可能なフリーセル、サクサク爽快に遊びたいならトライピークスがおすすめです。
実物のトランプでも同じルールで遊べますか?
遊べます。本ページの並べ方と進め方はそのまま実物の52枚に適用できます。ただし配り直しやめくり直しの手間はオンライン版のほうが圧倒的に楽で、統計も自動で残ります。